五月 one of an australian weekend
オーストラリア発のスケーターブランド、MAMBOでもお馴染みの
イラストレーター/グラフィックデザイナーのReg Mombassa の
新作発表会に行ったのは、もう随分前の5月の話なんだけど、
携帯の写真をDLしてたら、そういえば、、、って感じで
写真が出てきたので、さくっと記事にしてみる。
↓の2枚はこのときの展示会のものではないけれど、
Regの絵を少しあげてみると、こんな感じの
ちょっとした風刺画とか、
australian gesusとか呼ばれるキャラクターを作ったり、
なかなか独特のユーモアのきいた絵を描くおじさん。って感じで、
Reg の展示会に行くのは2回目だった。
2007年に発行されたのBig Thingsの切手シリーズも持ってるし、
この時はとうとう!生Regに会える!ってことで、
めっちゃ早起きしてパネルトークから参加した。
とてもおっとりした楽しいおじさん。
こうしてがっちりしたスーツなんて着ちゃってるけど、
足元は、ミスマッチなブラニーと呼ばれる
オーストラリア特有のサイドゴアブーツ。
最近の彼はNZの普通の小さな田舎の家等の風景画を
描いているんだけど、ほんわりとしたパステルの色合いが、
見てて、とても和む。
一部の上層アート系の人にしたら、商業的で
つまんないのかもしれないけれど、このときの展示会も
年齢層がとても広い客層を集めていた。下は0歳から上は80歳ぐらいまで?
みたいな感じで、こうして皆に愛される絵画っていいな、と思った。
皆に愛される近所の洋食屋みたいな?そんな雰囲気が漂ってる。^^
質問コーナーでも包み隠さずどうやって描くか等の
テクニックを話とか、少しトンチンカンな質問をしていた人達にも
ちゃんと応答していて、人間らしいところがとても好きだった。
コンセプチュアルアートも大好きなんだけど、
アーティスト色がバンバン出すぎたような、
ある意味、「ぼ く or あ た し を理解してね。」的で一方的な
がんばってその作品を理解しないといけないようなものよりも
色がきれいだなー、工夫してんなー!形がおもしろいなー、
ここはどんなところなんだろうなー・・・とか
直球勝負で見れるアートが最近好み。
一部の人だけにしかわからないアートって、
わいはあんまり興味がない。
誰にも理解してもらえない新しいものを作ってこそ、
社会のためにもなるのだ、みたいな太郎先生の格言みたいなこともわかるけど、
作家は新しいものを作り続けなきゃいけないのはわかってるけど、
そうじゃなきゃ、新しいものは生まれないし、
そのままじゃ、ただの真似事だっていうのもわーかーるーけどーーー、
直球ど真ん中で勝負してきてくれ!押忍!ヨロシク!おら悟空!
・・・みたいな感じのが単純なわいの頭にはいいみたい。^^
でもアートって本当、難しい。
数学みたいに答えがないんだもの。
= = = =
早起きしたら、一日が長い。
Regの展示会が、ダンデノンで11時過ぎに終わって、
まだ半日あるねってことで、急遽Cranbourne(クランバーン)にある
Australian Garden に行くことにした。
禅ガーデンを思わせるような、こんな素晴らしい砂庭があるのなら、
(RED SAND GARDENと言うそう。)先にプランしとけよー。
カメラ携帯のしょぼいのしかないよーーーー。とちょっと
一人ガッカリしながらも、Jとスーと3人で回った。
景観デザイナーとして18年の経験がある大御所、
Kate Cullityが立ち上げたTaylor Cullity Lethleanが
デザインしたこの庭は、アワードも取っていて、
オーストラリアの色が出てて、なかなかの見所。
偶然にもこの翌週にあったデザイン会議の
AGideasでゲストスピーカーだったには驚き。
彼女がてがけたこの庭に関するアイデアディベロップメントを
聞けたときは、結構感動した。
でもまずは肝心な腹ごしらえ。(^^;;
(2009年5月現在)仮設?風なカフェ。
一望できる感じのつくりになっていて、ちゃんとできあがったら、
いい雰囲気だろうなーと思った。
アランチーニ(ライスコロッケ)とサラダ数種を
スーとシェア。ワインも飲んで3人上機嫌です。^^
しっかり作られた、的なメニューで大満足。
オーストラリアンガーデンっていうぐらいだから、
ここで育った野菜のサラダみたいなのも作ればいいのになー。
アボリジニーの人達が食べるような、ブッシュタッカーとか、
オーストラリア独自のネイティブの野菜を使ったメニューとかあれば
なおさらおもしろいになー、と勝手に食一人妄想コラボ。笑
色々な植物の名前も分かって、水セーブマークとかもついてあって、
結構勉強になった。
ACCAもそうだけど錆びた鉄の色って
オーストラリアならではの色だな、と思う。
似合うなー。
できてまだ数年しか経ってないので、
実際、周りのオージーの人達も「まだちょっと早いかねー。」と聞くように、
木々が少し若くて、殺風景な景観もあったりして
ちょっと物足りない感じもするので、数年後にまた訪れてみたい場所。
このオーストラリアンガーデンはRoyal Botanic Gardens Cranbourneの
ほんの一部なので、他にも庭全体をぐるーっと一周できるような、コースもあります。
BBQエリアもあるようでみんな、ピクニックグッズ持って、来てるようでした。
春になったらいいかも!
オージー色たっぷりの5月の週末でした。
あーランチにミートパイ食べればよかったかな?笑
それだったら完璧だったのにね!^^
by ponzu_77
| 2009-07-15 13:59
| art & design
|
Comments(4)
へえ~~MAMBOのイラスト、このおじさんが描いてたんですね。
知らなかった、もっと若い人と思ってました。
そういえば最近、サーフショップでMAMBOTシャツ見かけませんが
もう作ってないのかなぁ。地味なイラストのは何枚か持ってましたが
ちょっと着る勇気がいるようなのもあったよね。
知らなかった、もっと若い人と思ってました。
そういえば最近、サーフショップでMAMBOTシャツ見かけませんが
もう作ってないのかなぁ。地味なイラストのは何枚か持ってましたが
ちょっと着る勇気がいるようなのもあったよね。
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yoko@paddington
at 2009-07-16 11:41
x
お日さま、さんさんのブリスベンです。
私もこのクレイジーな絵のファンです。「彼は昔Mental as Anythingというロックバンドのメンバーだったんだよ」と、うちの夫がことあるごとに語ります。メンタル・アズ・エニシング、日本でもリリースされたけど、あんまりぱっとしない音でほとんど話題にならなかったと記憶しています。でも根強いファンはいるようですね。MAMBOファンかな?
私もこのクレイジーな絵のファンです。「彼は昔Mental as Anythingというロックバンドのメンバーだったんだよ」と、うちの夫がことあるごとに語ります。メンタル・アズ・エニシング、日本でもリリースされたけど、あんまりぱっとしない音でほとんど話題にならなかったと記憶しています。でも根強いファンはいるようですね。MAMBOファンかな?
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ponzu_77 at 2009-07-16 21:05
■ indigoさん
お!チームQLD、反応ありがとうございます!笑
ってMAMBOってやっぱサーファー系の人が多いところの方が
メジャーなんでしょうかね?!
あの勇気のいるようなのって、ハンピングドッグでしょ?笑
わいもよー着れるわーとか思ってましたが、でも、ニタ。とさせてくれるような
あのブラックなユーモアもなかなかいいですよね。^^
お!チームQLD、反応ありがとうございます!笑
ってMAMBOってやっぱサーファー系の人が多いところの方が
メジャーなんでしょうかね?!
あの勇気のいるようなのって、ハンピングドッグでしょ?笑
わいもよー着れるわーとか思ってましたが、でも、ニタ。とさせてくれるような
あのブラックなユーモアもなかなかいいですよね。^^
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ponzu_77 at 2009-07-16 21:07
■ yokoさん
ふふふ。家のスーもまさにそのmental as anythingのことをメンションしながら、
朝、ドライブしてたんですよ。笑 一緒に行ったJなんて、その当時80's頃かなに切り取ってあった
雑誌の一ページを持っていって、サインしてもらってましたから!!笑
「俺、脚剃ってたんだな、この頃・・・」とかreg、照れてました!笑
っていうか、日本でもリリースされたんですかー!!?
それはビックリ!知りませんでしたよー!?
ふふふ。家のスーもまさにそのmental as anythingのことをメンションしながら、
朝、ドライブしてたんですよ。笑 一緒に行ったJなんて、その当時80's頃かなに切り取ってあった
雑誌の一ページを持っていって、サインしてもらってましたから!!笑
「俺、脚剃ってたんだな、この頃・・・」とかreg、照れてました!笑
っていうか、日本でもリリースされたんですかー!!?
それはビックリ!知りませんでしたよー!?