cityでアートギャラリー巡り
とても小さなギャラリーに行きました。Hand Held Gallery
こんなとこに?と思う、パラマウントビルの中にあります。
Stickyよりも、もう少しハンズオンなアーティストブックや、ジーン等が置いてあって、
アーティストそれぞれの個性豊かな色は目に染み渡ってくるようです。
エキシビションとブックスペース、それぞれ小さいながらに
見応えたっぷりのギャラリーです。
写真は撮らなかったけれど、この後にmanaさんのFBを見て、ビル・ヘンソンの
写真展がやってるのを知って、ちょうどこの近くにある、
Tolarno Galleryにも行って来ました。NGVや大きい美術館では
見た事がある彼の作品も、町のギャラリーで見たら、どんな感じなんだろう。
と興味津々!2005年に行った時はこんな感じ。こちら。
ビル・ヘンソンが撮る写真はこんな感じ。
そうなんです、光の魔術師とでも言いましょうか、
暗〜い中にぼーーーっと浮き上がるまだ幼げな顔の女性の写真が有名でしょうか。
何?泣いてる?でも光かな?とぐっと見ている者を引き寄せる描写法は
陰翳礼讃を思い出させます。実際に体験したことがない世代のわいは、
こういうことを言っているのかな、と毎回ビル・ヘンソンの写真を見たら
思うのです。
『陰翳礼讃』(いんえいらいさん)は、谷崎潤一郎の随筆。「経済往来」昭和8年12月号・9年1月号に掲載。
まだ電灯がなかった時代の今日と違った美の感覚を論じたもの。 こうした時代西洋では可能な限り部屋を明るくし、陰翳を消す事に執着したが、 日本ではむしろ陰翳を認め、それを利用する事で陰翳の中でこそ生える芸術を作り上げたのであり、それこそが日本古来の芸術の特徴だと主張する。 こうした主張のもと、建築、照明、紙、食器、食べ物、化粧、能や歌舞伎の衣装など、多岐にわたって陰翳の考察がなされている。
日本的なデザインを考える上でも注目され、原研哉が『デザインのデザイン』の中でも触れている。
ギャラリーに行くのは結構一人で行くことが多いのですが、
行く日は何個かバンドルさせて、がっつり巡って、アートデーに
することが多いです。頭をアート仕様に積極的に持って行くのも
必要だし、勉強も兼ねてアイデアを練ったり色々しています。
帰りに久しぶりにメトロポリスに寄ってみたら、
エレベーターがえらいことになってて、ちょっとビックリ。
メトロポリスはセレクトされているオサレ系本屋ということもあって、
どれもこれも興味のあるアート、クラフト本が多い、というのが
醍醐味なんだけれど、オーストラリアは本がバカ高いので、
バンバン買える状態ではありません。。。
本貧乏になっちゃう(特にアートブック関連は)ぐらいなので、
避けてましたが、たまに行ってパラパラパラ〜とめくるだけでも
結構な楽しい時間だったので、やっぱわいにはこういう自分で
めくる本、みたいなのが必要です。^^
最近は米ドルと豪ドルがほぼ同じ!(昨日はちょっと上だった!驚)ということもあって、
アメリカからネットでなんでも買う人が増えていて、メトロポリスも含め、
小売業は大打撃、と聞いてますが、だって、倍ぐらいの差があったら、
そら、そうするわな。。。
わいもロトが当たれば買いたい文具や、アート画材、アート本等が
アメリカには山ほどあります。笑 しかもオーストラリアの半額ぐらいの
値段で!!!!涙 今、知り合いがNYに行ってますが、
一番いい時に行ったよね〜と周りで話してました。
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by ponzu_77
| 2011-04-23 09:16
| art & design
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Comments(2)
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william007 at 2011-04-24 23:41
ビル・ヘンソンって初めて知りました!すごく良いですね。このイメージの世界が好きです。
さすがメルボルン、見ごたえのある展示が多いです(^^)いいな~。
さすがメルボルン、見ごたえのある展示が多いです(^^)いいな~。
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ponzu_77 at 2011-04-26 17:13