みんながんばっている。そうだ、わたしもがんばろう。
ポン子を産んで、ちょっとだけ大人になった心境。
生まれる前と比べたら、この国に根っこが
降ろせた気がして、少しだけ強くなった気がする。
でも日本から帰ってきて、何故か焦っていた私。
金の切れ目は縁の切れ目ではないけれど、
Parental Leave Paymentもとうとう終わり、
何かがプツっと切れたかのように、(以前のような
財布事情ではないどー。)とドキドキしていたからだろうか。
そんな時に(ポン子のおっぱいの量も足りてないのかなー。)と
ママ友に漏らすと、「お米でも食べてじゃーじゃー出してください。」(←そんな風には
言ってなかったけど)彼女のご実家はお米農家をされていて、
新米を袋に詰めて持ってきてくれた。その優しさが染みた。
炊きあがって、炊飯器を開けた瞬間、お米がほんわか、真ん中が
盛り上がっていてなだらかな山ができている。こんなのオーストラリア産の
お米の時には見たことがない。これこそ、お米が立っている証拠なんだなーと
明らかな違いに驚き!!
冷めてももちっと感が全く消えなくて、宮島についた
ご飯粒も全部ベロベロしながら食べたほど、釜ごと持って食べたかったほど、
おいしいご飯だった。ツヤツッヤ。
ご両親が日本から娘と孫の為に送ってくださるのだそうだ。
そんな愛情たっぷり詰まった大事なお米、わいも大好きな
お米を分けてもらって、すっごいうれしくて、本当においしくて力が出た。
今年から学生に戻った友人もいて、ホリデー中に家に遊びに来てくれた。
アーモンドタルトを焼いて持ってきてくれた時、
二枚のトレイを輪ゴムで挟んで、大事に大事に、
形が崩れないように、アルミ箔を間に挟んで、
綺麗に持って行こうと思ってくれたそんな心遣いがいいな、と思った。
わいだったら、わしっと豆腐の入れ物なんかに詰めて
がっつり持って行ってしまうところ、彼女はこんな風に
きっちり詰めてきたところ、そんなところに彼女の人柄は出ていた。
友達はきっと、そんな事は普通の事だ。と笑って言うのだと思うが、
そういう小さな心遣いを見て、触れさせてもらって、ざわざわしていた心が
すーっと落ち着く気がした。
話を聞くと学校での授業、相当苦戦しているらしい。
初めて勉強する分野+英語の壁。
自分が学生時代だった頃の大変さとダブついて見える。
「それでももう1/3は終わってるのだから、大丈夫!
これ以上悪くなることはないよー。」と励ましたのだけれど、
彼女が帰った後、よく考えたら自分にもきっとそう言い聞かせてたんだなーとか思う。^^
ベビーカーを押しながらの帰り道、とりあえずは今年のこのゆっくりスペース、
あまり進展がないようにも感じるけど、実は刹那的なほど
ポン子の成長は早い。どうしても家にいる時間が増えるこの時を生かして、
育児と後もう一つ目標を掲げて、今年はこの二つに専念する、と決めた。
みんなそれぞれに、色んな分野で自分が恐れるエリアであっても、
切り開いて行っている姿を見て、やらなあかん。と。
「頑張ってるから、がんばれーとは言わないけど、現状維持で。」と
励ましたつもりが、ジミーちゃんじゃないけれど、「お前もがんばれよ。」
と夕方の冷たい風がそう言ってる気がした。
よっしゃ〜〜〜!とちょっと走って帰りたくなるような、
そんな気分だった。
自分も誰かの為に役立てるように、誰かが困った時には
無理せず、身の丈にあったできる範囲の事を手伝い、
自分が人にやってもらって嬉しい事を自分もがんばってやろう。と思った。
わいらの事を知るメルボルン&日本の皆様、
いつも本当によくしていただいてありがとうございます。^^
感謝〜〜〜〜♡♡
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by ponzu_77
| 2013-07-09 22:23
| ぶつぶつ
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