donkey wheel house
人が通る影を見つめながら、CBD内の地下に
いるのがすごく新鮮だった。
この地下はオープンハウスの時に行ってみたかったけど、
時間が足りなくて断念した、Donkey Wheel House。
偶然、フリンジフェスティバル中にこのビルで
エキシビションがあったので、行ってみた。
実はこの広告も街中で目にしており、行ってみたいなーとは思っていたが、
(時間ないやろなー。でもあれ一体何?月面?エコーって書いてはるわ。。。)
と後ろ髪はひかれるものの、時期も後3日で終わるんや・・・と諦めるつもりでいた。
アートの溢れるメルボルンであるが、これがいいところでもあり、
ま、何か次、おもろいのんあるやろう・・・と感覚が麻痺してくるのが、
欠点でもあるような気がする。常に、何かが溢れる状態の場所にいると、
あーまーいっか。とハングリー精神のない、抜け殻人間なってしまう。
はたから見れば、こんなに素晴らしい場所があるのに、
近くに住むと、「実はまだ行ったことないんだよね。」と
いうのはよく聞く話しでもある。すぐそこにある、と思えば、
いつか行くだろう。と思い続けてしまうのは、人間の性か。。。
そんなことを思っていたら、ぽっかり予定が開いた週末になって、
偶然にもむっちゃんが「おもしろそうなのがあるけど、行かない?」と
同じものを思ってて、行ってみたかったドンキーハウスと、行ってみたかった
エキシビション。喜んで一緒に行くことにした。
結果、素晴らしいワークを見れて、今年2番目ぐらいに激しく感動した。
久しぶりに五感に語りかけてくる作品を見た気がする。
視覚、聴覚、知覚、嗅覚、感覚・・・。このドンキーハウスの地下の威力もあるんだろうけど、
その相互作用が全ての感覚を伝って、語りかけてくるような感じだった。
アーティストのSarahさんも会場にいらして、
すごく気さくに色々話をしてくれて、とてもいい刺激になった。
また一人、メルボルンでお気に入りのアーティストに出会えた。
■ sarah duyhurst ■
ゴージャスなディテールがとても珍しい。
元々はtramway and Omnibus Companyが
所有していたビルであったが、2008年の暮れに
ドンキーウィールが買い取って、このビルの存続が確保された。
ドンキーウィールとはNPO AEGN(Australian Environmental Grantmakers Network)の
メンバーによって構成されたグループ。
メルボルンの歴史として、後世に残していくべきビルを
買い取ってくれて、本当にありがたい。
壁には塗りなおされた壁と、塗られていない壁があって、
こんなモチーフが全面に描かれてあった、となると
すごい迫力だっただろう。いつか修復されることを願っている。
スペンサーstから入って、86、95、96番のトラムストップ1から、
このビルも見える。住所でいえば、673 Bourke Street。
メルボルンの建築ツアーを自分でやりたい人は、
MELBOURNE OPEN HOUSE のビルディングリストのページを
参考にするのがお勧め。
こちら ■ 2009 Building LIST ■
中には入れないビルもあるけど、外側から見るだけでも
かなり色々あっておもしろい。旅行者は必見。
by ponzu_77
| 2009-10-21 08:51
| art & design
|
Comments(2)
Commented
by
tamaptamap at 2009-10-22 19:58
このOpen Houseってほんまにいいね!全部制覇してみたいわ~~~来月はじめ、前の会社の先輩が日本から遊びに来てくれるので、いろいろプランを考えてるんやけど、いざとなったらどこに連れて行っていいのかぜんぜんわからんーーーー 汗 まぁあの人も酒飲みやからいつもいってるところでいいのかしら。でもせっかくメルにきてもらうので、メルの素敵なところ、もろてん。で勉強させてもらいます。
0
Commented
by
ponzu_77 at 2009-10-24 10:26
→ tamapちゃん
わいらもいつか全部制覇してみたいねーって話してたよ。^^
ほんまやねぇー。いざ!となったらどこ行く?メルボルンって感じよね。
昨日もさくっとお得!で、予約なしで行ける8時半以降のご飯屋探しにすごい困ったわ。
確かに日常わいらがいいなーって思って行ってるとことか、
何気に普通~なところが喜ばれたりするよね。
わいらもいつか全部制覇してみたいねーって話してたよ。^^
ほんまやねぇー。いざ!となったらどこ行く?メルボルンって感じよね。
昨日もさくっとお得!で、予約なしで行ける8時半以降のご飯屋探しにすごい困ったわ。
確かに日常わいらがいいなーって思って行ってるとことか、
何気に普通~なところが喜ばれたりするよね。